やる気を出すには?
こんにちは講師のたかえもんです。
今回はやる気はどうしたら出るのかについてお伝えします。
お子さまに限らず、大人でもやる気が出ないということはよくあります。
どうしたらやる気が出るのでしょうか?
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構の研究によると、セロトニンの分泌量が少ないとやる気が出ず、おっくうな気持ちが強まるということが分かってきました。https://www.qst.go.jp/site/press/20240102.html
セロトニンとは、精神を安定させる働きを持つ神経伝達物質です。
セロトニンが不足すると、イライラしやすくなったり、暴力的になりやすくなります。また、うつ病を発症する原因の1つでもあります。
実際にマウスを使った実験でも、セロトニンが不足したマウスは攻撃性が高まることが確認されています。
お子さまのやる気が出ないのは、精神面の問題ではなく、生化学的なところに原因があるのかもしれません。
お子さまのやる気は、セロトニンの分泌が増えることで出るかもしれません。
セロトニンはどうすれば不足しなくなるのでしょうか?
基本的には、タンパク質とビタミンB6をしっかり取ることが重要です。
これらは大豆・豆製品、乳製品、玄米や小麦胚芽、牛、豚、鶏のレバー、マグロや鰹の赤身に多く含まれています。
食べ物以外でも、朝日をしっかり浴びたり、リズムが一定となる運動(ウォーキング・ジョギング・サイクリング・水泳など)をすることもセロトニンの分泌に有効です。
また、環境を変えることでやる気が生まれることもあります。
特に、周りにいる人がみんな勉強に取り組んでいる環境だと、「自分も勉強に取り組もう!」というマインドに変化することがあります。
そういった点から、学校や図書館、塾の自習室を利用することはたいへん効果的です。
もしお子さまが「勉強しないといけないと分かっていても、やる気が出ない」と言っていたら、自習室へ行くように促すと、お子さまのやる気にスイッチが入るかもしれません。
ササキ塾では、自習室を無料で解放しています。
また定期テストが近づくと、土日も自習室の解放をおこなっています。
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まとめます。
やる気を出すには、次の2点が有効です。
①タンパク質とビタミンB6を摂取し、朝日を浴び、リズムが一定となる運動をしてセロトニンの分泌を増やす。 ②環境を変えてみる。 |



