学力検査の対策④ー英語:文法問題
こんにちは講師のたかえもんです。
今回は、公立高校入試英語の文法問題についての対策をお伝えします。
入試英語で文法について訊かれる問題は、問3の適語補充問題(12点)と問4の語順整序問題(16点)の2つです。
問3と問4を両方とも全問正解できても、28点です。
文法問題の配点は、リスニングや長文に比べるとあまり高くないです。
しかし、リスニングや長文よりも良いところがあります。
それは、正解しやすく、対策も立てやすいところです。
そのため、問3や問4の文法問題にもしっかり取り組めると、お子さまの点数は安定します。
しっかり取り組まないのはもったいないです。
では、具体的にどう対策をするべきなのでしょうか?
入試英語の文法問題は、2年生の後半に習う文法と3年生に習う文法の全般がよく出ます。
特に出やすい文法をリストアップするとこうなります。
・関係代名詞(3年) ・現在完了形(3年) ・分詞の後置修飾(3年) ・間接疑問文(3年) ・受け身(2年) ・want+人+to不定詞,ask+人+to不定詞, tell+人+to不定詞(2年) ・make+人+補語, call+人+補語(2年) ・動名詞(2年) ・前置詞 |
これらの文法を確認し、基本的な問題を解いてみてください。
それができれば、準備は完了です。
あとは入試の問2と問3の過去問を解いてみてください。
そこで間違えてしまった問題があったら、もう一度文法を確認し、基本的な問題を解いてください。
これを繰り返すことで、入試の文法問題は仕上がります!
文法の問題と言うと、1年生の内容から総復習したくなるお子さまが多いです。
たしかに、時間が許すのであればそうしたいところです。
しかし、受験勉強は時間との戦いでもあります。
お子さまの基礎がほんとうに揺らいでいるなら、1年生の内容から総復習すべきです。
ですが、そうでないなら的は絞るべきです。
ある程度文法を確認できたなら、実践的に過去問に取り組み、間違えた問題の文法を集中的に復習するというやり方が望ましいです。
文法に関して、何から取り組めばいいのかお子さまが困っているのでしたら、リストアップしたものに取り組んでみてください!
効率よく入試の対策ができますよ。


