内申点について⑦

こんにちは講師のたかえもんです。

前回まで「主体的に学習に取り組む態度」の評価を上げる具体的な行動についてお伝えしてきました。その行動とは、

①授業中に手を挙げる

②提出物の評価で最高評価を取る

③授業態度を良くする

④先生にアドバイスを求める

といった行動です。これらの行動に加えて実技4教科ではさらに、

❶準備片付けを毎回する

❷教室に一番最初に移動する

❸教え合う

といった行動が実行できると「主体的に学習に取り組む態度」の評価は上がりやすいです。

夏休み前に多くの学校で通知表が配布されました。結果は様々だったと思いますが、良かった悪かったという感想だけで終わらせるのはもったいないです。

成績は「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点の合計で決まります。今一度通知表を見直してみてください。特に「主体的に学習に取り組む態度」の評価に注目しましょう。

「主体的に学習に取り組む態度」がAの評価になっていますか?BやC゜といった評価になっていませんか?

もしBやC゜といった評価になっているなら、成績を上げる大きなチャンスです。「主体的に学習に取り組む態度」の評価を上げるだけで、成績自体も上がる可能性があるからです。

特に「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点がオールBで成績が「3」だった場合、「主体的に学習に取り組む態度」をに上げるだけで成績は「4」に上がります。かなり大きなチャンスです。

「主体的に学習に取り組む態度」は小テストや定期テストの結果は関係ありません。授業に積極的に取り組んでいると判断されるだけで高評価が得られる、1番評価を上げやすい観点です。

学校の成績は2年生から入試の合否に関係します。特に3年生は成績が2倍されるのでとても重要です。

夏休みが終わるとすぐに定期テストが始まり、忙しい日々がやってきます。忙しいと自分の状況をじっくり振り返る余裕がなくなります。夏のこの時期こそ、9月1日以降の方針をしっかり定めましょう!