受験直前のアドバイス
こんにちは講師のたかえもんです。
いよいよ公立高校の入試本番がせまってきました。毎年とても寒い時期に入試があるので、コンディションの調整も大変な時期となります。
受験本番が近づいた受験生の参考になれればと思い、自分の高校入試直前を振り返ろうと思います。
自分が高校入試前に気を付けていたことが2つあります。
1つは、間違えた問題の解き直しを徹底することです。
生徒によく言っていることで、新鮮味のないありきたりなことです。
ただ、特に力を入れたのが「前の日に間違えた問題の解き直し」です。
これは必ず毎日やりました。
間違えた問題というのは当然ながら、わからなかった問題です。
間違えて落ち込んだ後、解説を読みます。そこには解き方が書かれているので納得します。
納得するので解けるような気になりますが、そんなことはなくそういう気持ちになっているだけというのが大半です。
次の日になったらすっかり怪しくなります。
だから毎日、前日に間違えた問題の解き直しをやりました。
解き方を覚えていたらよし、忘れていたらそこが実力向上の重要ポイントです。
出来ないととても悔しい思いをしますが、それがインパクトになって頭に刻み込まれます。
そしてまた次の日にもう一度取り組むというのを繰り返しました。
自分の弱点を直視させられるので大変辛いですが、効果は絶大です。
もう1つ気を付けていたことは、十分な睡眠時間の確保です。
睡眠不足は記憶力や集中力に悪い影響を与えます。
しっかり寝ないと、覚えないといけない内容が記憶に定着しません。
また、睡眠不足は飲酒状態と同じくらい集中力が低下するという実験結果も出ています。
自分が受験生の時は9時間は寝ていました。9時間寝られないときでも8時間以上は眠るようにしていました。
大人になって、受かるのが大変な高校に受かった人たちに「高校受験のとき何時間ぐらい寝ていた?」と聞いてみたことがあります。
ほぼ全員、9時間以上という答えでした。
受験に受かるためには勉強を頑張るだけではなく、睡眠にも気を配る必要があります。
受験本番まであと少しですが、ここでのラストスパートが結果を大きく左右します。
追い込みをかけつつ、睡眠をしっかり取るというメリハリをつけて最後の1週間を駆け抜けていきましょう!