学力検査の対策⑨ー社会:地理分野

こんにちは講師のたかえもんです。

今回は神奈川県公立高校入試の社会対策についてお伝えします。

2025年2月14日に実施された前回の学力検査では、社会は地理分野が29点、歴史分野が29点、公民分野が29点、地歴公民の複合問題(問7)が13点出題されました。

地理分野、歴史分野、公民分野の3分野がきれいに同じ点数出題されています。

そのため、「ここの分野を重点的に取り組むと効率がいいですよ」というものが存在しません。

とても残念ですが、地歴公民の全分野に真正面から取り組むしかありません。

入試の社会には、楽して通れる道はないのです。

とはいえ、地歴公民の中には、点数の取りにくい分野と取りやすい分野があります。

社会が苦手というお子さまには、点数の取りやすい分野を先に取り組むことをおすすめします。

地理・歴史・公民の3分野の内、一番点数を取りやすいのは地理分野の問題です。

逆に、一番点数を取りにくい分野は歴史です。

歴史分野の入試問題は、覚えないといけないものが一番多いです。

しかもそこに、出来事の時系列を並び替える問題も出てくるため、理解の深さもかなり要求されます。

それに対して地理分野は、筋道立てて推論すれば解けるという問題が意外と多く出題されます。

そのため、歴史分野みたいにギチギチに暗記しないといけないことはあまり多くはありません。

落ち着いて情報を整理すれば解けるのが、入試の地理分野なのです。

ですから、社会の受験勉強は、地理分野を最初に取り組むことをおすすめします!

ここからはより具体的に、「地理分野の入試問題が解けるために、何をするべきか」ということについてお伝えします。

先ほど地理分野は、 歴史分野みたいにギチギチに暗記しないといけないことはあまり多くはありません、とお伝えしました。

このことは事実なのですが、そうは言ってもある程度は暗記をしないといけません。

資料をしっかり読み取り、筋道立てて推論できれば解ける問題が多いのですが、そうした行為を適切に行うための前提知識は必要です。

どれだけ資料を読み取る能力や推論する能力にお子さまが秀でているとしても、暗黙の了解となっている前提知識が身についていないと、適切ではない答えを導くことになってしまいます。

適切な思考をするために、ある程度の前提知識は覚えていないといけません。

では、覚えておかないといけない前提知識とは、具体的にどんなものがあるのでしょうか?

①都道府県の名前や場所

②世界の国名や場所

③世界や日本の気候

④赤道や本初子午線の位置

⑤地図記号や等高線

⑥縮尺の換算

⑦時差の計算

これらが挙げられます。

もちろん、これら以外にも覚えておきたい知識は他にもあります。

必要最低限の知識として、ここで挙げた7つは覚えておく必要があります。

これらの前提知識をある程度覚えられたら、後は「過去問を何年度も解き、徹底的に復習をする」ということが大切です。

何と言っても、実際に出題された問題をお子さまが解き、出題傾向を体感することが大切です。

最初の内は、あまり問題に正解できないかもしれません。

しかし、大切なのは対策を練ることです。

「間違えた問題はどうして間違えたのか」「正解できるようになるためには、何が必要なのか」といったことを考え、改善をしていくことが重要です。

改善点を見つけるためには、過去問を解くことが必要です。

先ほどお伝えした7つの前提知識を覚えたら、ぜひとも過去問に取り組んでみてください!

今回は、神奈川県入試社会の地理分野についてお伝えしました。

地理分野を解くためには、①都道府県の名前や場所、②世界の国名や場所、③世界や日本の気候、④赤道や本初子午線の位置、⑤地図記号や等高線、⑥縮尺の換算、⑦時差の計算といった前提知識を覚えることが必要です。

その後に過去問を解き、必要な内容を徹底的に復習することが、最も効率がいい受験対策となります。

次回は、入試社会の公民分野についてお伝えします。