学力検査の対策⑩ー社会:公民分野
こんにちは講師のたかえもんです。
今回は神奈川県公立高校入試の公民について、その対策をお伝えします。
公立高校入試の社会では、問5と問6が公民分野の問題となっています。
問5では経済分野の問題が、問6では政治分野の問題が出ます。
この「問5:経済分野、問6:政治分野」という出題傾向は、10年以上変更がありません。
そのため、今年の入試も同じ出題形式になることが予想されます。
問5の経済分野では必ず、図表の読み取り問題が出ます。
この読み取り問題は難しくないです。
問題の指示に従い、落ち着いて図表を読みとくことができたら正解できます。
そのため、図表問題だからといって最初から諦めず、取り組んでみることが大切です。
取り組んでみると意外と正解できるので、敬遠していたお子さまはぜひとも解いてみてください!
問5の経済分野では、カタカナ語が多く登場します。
例えば、キャッシュレス、クレジットカード、プリペイドカードなど、中学生ではあまり身近ではない言葉が使われます。
これらのカタカナ語が何を意味しているのか、きっちり理解しておくことが大切です。
ちなみに、キャッシュレスとは現金を使わない支払いのこと、クレジットカードとはクレジット会社へ後払いをすること、プリペイドカードとはアマゾンギフトカードや図書カードのように前払いするものです。
問6の政治分野では、三権分立や国際条約などに関連する問題が多く登場します。
法律案を国会に提出する資格があるのは何なのか、核拡散防止条約の内容が何なのかなど、明確な理解が求められます。
また、ODAやNPO、NGOなどのアルファベットを用いた略語も多く出てきます。
こうした略語が何なのか、しっかり理解しておく必要があります。
ちなみに、ODAは政府開発支援援助(Official Development Assistance)、NPOは非営利組織(Non-Profit Organization)、NGOは非政府組織(Non-Governmental Organization)の略語です。
問5と問6の対策に共通して言えることがあります。
それは「教科書を読み返すことが大切」ということです。
入試の勉強をしていて、忘れしてしまったり、理解があいまいだったりする内容があったら、必ず教科書をしっかり読み返すことが大切です。
入試の公民はただの暗記だけではなく、しっかりとした理解を要求してきます。
しっかりとした理解をするためには、教科書をしっかり読み返すことが効果的です。
教科書はおもしろくないかもしれません。
しかし、ある程度の知識がついてから教科書を読み返すと、見えてくる世界が変わります。
ある程度の内容が理解できている状態で教科書を読み返すと、教科書の硬い文章が何を伝えたい文章なのか解像度が上がり、その要点が摑めるようになります。
また、教科書で使われている図表が入試問題でも使われることもよくあります。
教科書の本文以外のところにも目を通しておくと、スムーズに図表問題を解けることがあります。
入試の公民分野は、過去問などでお子さまの理解が怪しい所を見つけ、教科書をしっかり読んで内容を整理することが有効な対策です。
1つ1つ、わからないものや覚えていないものを潰していくことが地道ですが、最も効果的な勉強法と言えます!

