高校での苦労が少なくなる、中学で押さえておきたい学習内容
こんにちは講師の高野です。夏休みに入り、げんなりする暑さが続いています。ササキ塾では夏期講習が始まりましたが、毎年生徒のみんなはよく頑張っています。
その頑張りは高校受験だけでなく、高校に入学した後の授業でも必ずプラスに働きます。というのも、高校の授業は中学で習う内容を土台として、そこに積み上げていくものだからです。中学で習う内容がしっかり身についていれば、高校の授業での負担が減ります。
そこで今回は、「高校での苦労が少なくなる、中学で押さえておきたい学習内容」をお伝えします。
まず国語です。
高校生の国語では、中学生の時に触れた古文をみっちりやります。古文の文法をこれでもかというくらい細かく大量に扱います。その際に国文法が身についていないと、覚えるものが限界を超えるぐらい増えます。国文法の基礎知識は必須です。
具体的には、動詞の未然・連用・終止・連体・仮定・命令形の活用は覚えておく必要があります。この活用が覚えられていないと、高校の国語の授業で最初からついていけない可能性が高まります。
次に英語です。
英語は単語です。とにかく覚えている単語の量が重要です。
高校の英語では毎週、単語テストがあります。そのときに1つでも2つでも知っている単語が多くあると、負担はかくだんに減ります。英文法も大切ですが、英単語を覚えられていない方が辛い思いをします。
最後に数学です。
数学は2次方程式です。
展開・因数分解・平方根の内容が詰まっている2次方程式が仕上がっていると、高校1年生の数学Ⅰはうまく軌道に乗れます。逆に2次関数の内容がぼろぼろだと本当に何も分からない状態になります。いばらの道を歩むことになりますので、何としても2次方程式はマスターしておくべきです。
以上、「高校での苦労が少なくなる、中学で押さえておきたい学習内容」をお伝えしました。国語や英語数学以外にも、「理科はイオンを押さえておくべき」などということはありますが、必須中の必須であるものについてお伝えしました。
いずれにせよ、高校受験に向けた勉強は必ず高校で役立ちます。暑くて大変な時期ですが、熱中症などにならないよう体調に気を付けこの夏を頑張っていきましょう!