内申点について④
こんにちは講師のたかえもんです。
今回は「主体的に学習に取り組む態度」の評価を上げるために大切な、先生への具体的なアピールの仕方をお伝えします。
まず前提として授業中におしゃべりをしたり、居眠りをするのは絶対にやめてください。また、提出物をかならず毎回出すようにしてください。これらができていないと、どんなにアピールを頑張っても効果はありません。
では、具体的にどのような行動を取ると良いのかと言うと↓の行動が効果的です。
①授業中に手を挙げる
②提出物の評価で最高評価を取る
③授業態度を良くする
④先生にアドバイスを求める
まず「①授業中に手を挙げる」について説明します。
授業中に挙手を求められる場面で必ず手を挙げるようにしましょう。挙手はとても目立ち、先生の注意を引けます。
先生に当てられたときに正解を答えられなくても大丈夫です。それが理由で成績を下げられることはありません。積極的な授業参加が評価されます。手を挙げるだけ得なのです。
次に「②提出物の評価で最高評価を取る」について説明します。
提出物をかならず出すのはとても大切です。ですが、ただ提出するだけでは評価は上がりません。
提出物の多くはA゜からCまでの評価がつきます。提出物の評価をなるべく最高評価が得られるようにしましょう。ここで差がつきます。
どうすればA°といった最高評価が得られるのかは、先生が説明してくれることが多いです。そのため、先生の指示を聞き逃さないようにしましょう。
提出物の評価が高くならない原因で多いのは、間違えた問題にチェックをつけるだけで提出というパターンです。間違えた問題の理由や解説を書き加えると評価は上がりやすくなります。
提出範囲をただ仕上げただけではB評価どまりです。その上をねらうなら、間違えた問題の理由や解説を書き込むようにしましょう。
また、意外と見落としがちなのが日付や点数の欄です。提出物によっては日付欄や採点欄があるので、そういった欄もしっかり記入しましょう。
3つ目の「③授業態度を良くする」ですが、当たり前のように思えるかもしれません。しかし、実は授業態度が悪いことに気づけていないということが意外と多くあります。
授業中に席の近くの人とおしゃべりしたり、居眠りするのは明らかに授業態度が悪いと言えます。ですが、それ以外にも授業をする先生の印象を悪くする行為があります。
説明している先生を見ないで窓の外や机の上を見る、ノートに落書きをしている、別な教科の問題を解いているなどです。
先生は生徒がどこに視線を向けているのかに敏感です。説明している先生の方を見ていないと「授業に積極的な取り組みができていない」と判断されてしまいます。
また、座っているときの姿勢も意外と問題があることが多いです。だらしなく見える座り方をしているとそれだけでマイナスです。足を組んだり、肘をついて身体が傾くのは良くない座り方です。理想的な座り方は背筋を伸ばしまっすぐ座ることです。
そうは言っても、座り方は癖になっていてすぐには改められないものです。その場合はある1つのことだけ意識して実行してみてください。それは背中を背もたれにつけずに座ることです。
背もたれに背中をつけるだけで、背筋が曲がって姿勢が悪くなります。姿勢正しく座るには、まず背もたれを使わないことを意識しましょう。それだけでだいぶ違って見えます。
「④先生にアドバイスを求める」はとても大切な行動です。そのため、次回詳しくお伝えします。