睡眠について④睡眠とカフェインについて
こんにちは講師のたかえもんです。今回は睡眠とカフェインについてお話しします。
カフェインという物質は眠気を払ってくれます。そのため、眠いけど頑張らないといけない時に強い味方になってくれます。しかし「毒は薬 薬は毒」というように、体に影響を与える物質は良い影響だけを与えてくれるわけではありません。あつかい方を間違えると体に大きな害を与えます。
カフェインの含まれているものは多くあります。コーヒーや紅茶に緑茶、モンスターエナジーやレッドブルにゾーンといったエナジードリンクが代表的です。意外なところでは、チョコレートやコーラにもカフェインは入っています。
カフェインは摂取してから30分後から効き始めます。そして、その効果は8時間から14時間も続きます。しかも、年齢が下がれば下がるほどカフェインの分解には時間がかかるため、効果の持続する時間は長くなります。
例えば、朝7時半にエナジードリンクを飲むとします。するとその効果は夜9時ごろまで続くことになります。これほどカフェインの効果は長く続くので、夕方や夜に飲むのは絶対に避けるようにしないといけません。もし夕方や夜に飲んでしまったら、眠気を抑える効果が一晩中続くことになります。
これは非常にまずいです。
コーヒーやエナジードリンクといったカフェインの入っているものは朝にだけ摂取するようにしましょう。そうしないと、夜に眠りにくくなかったり、睡眠の質が低下したりします。夜に眠れないと感じる場合、カフェインを摂取する時間がまずいことに原因があるかもしれません。
眠気は勉強の大敵です。この敵と戦うにあたって、カフェインは心強い味方になってくれます。しかし、使い方を間違えると害をおよぼしてくるやっかいな存在です。中毒性や致死性もあります。体が出来上がるまでは摂取しないようにするのが無難です。
しかし、カフェインに頼らないといけなくなったなら、うまく使えるようにならないといけません。具体的には、カフェインを取るなら朝に限定することです。それ以外の時間は逆効果になります。
勉強ができるようになるためには十分な睡眠が必要です。カフェインはその睡眠をさまたげるものです。摂取する時間にはよく注意しないといけません。