【高校入試・国語】選択問題の解き方

こんにちは講師のたかえもんです。神奈川県公立高校入試まで150日ほどになりました。今回は、入試国語で出てくる選択問題の解き方についてお伝えします。

入試国語は選択問題がとても多く出てきます。なんと配点の70%ほどが選択問題となっているのです。ものすごく簡単に考えると、記述問題がまったくできなくても選択問題さえ全問正解できれば高得点を狙えるということになります。そのため、選択問題に全問正解することが入試合格のためにかなり重要となります。

選択問題を解くポイントはたった1つです。それは、本文にない内容の選択肢は選んではいけないということです。

入試の選択問題は4択です。つまり、間違いが3つに正解が1つということになります。こういった問題を解く時、いきなり正解の選択肢を見つけようとしてはいけません。間違っている選択肢を先に見つけ、最後に残った選択肢を選ぶという消去法を使ってください。

国語の問題は他の科目と違って、勉強しても実力がつきにくい科目と言われます。国語の問題は文章題が中心ですが、毎回その文章が変わります。そうなると、この文章の時はよくできたけど、別の文章の時は全然できなかったというように、結果が安定しないことがあるのです。

このように結果が安定しないのは、文章題を解くときに自分の感覚(センス)に頼りきった解き方をしているためです。

国語は他の科目と違って、「なんとなく」で解けます。しかし、「なんとなく」といったセンス頼みの解き方では、どれだけ問題を多く解いても実力は向上しません。解き方に明確な基準を設けないと実力はつかないのです。

国語の選択問題を解く基準とは、本文にない内容の選択肢は選んではいけないというものです。この解き方を徹底できるようになると、「なんとなく」といった次元から大きくステップアップした次元に行くことができます。

入試国語の選択問題は、本文にない内容の選択肢は選んではいけないということを意識して消去法を使いましょう。