中学生の定期テスト対策勉強法<理科>
今回は理科の定期テスト勉強法です。
⬛︎暗記カード or 暗記シートを作ろう
まず、教科書の太文字は全部真っ先に覚えます。
たいていの教科書では、重要語句はゴシック体の太文字になっています。
これは完全に押さえておかなければいけません。
理科の場合、社会に比べると、この重要語句はそんなにたくさんありません。
なので、テスト範囲の重要語句は100パーセント理解し、暗記しましょう。
語句だけをなんとなく棒暗記するのでは不十分。
しっかりと意味を理解してから覚えましょう。
おすすめは、暗記カードか暗記シートの作成です。
暗記カードは、単語カードのようなものではなく、文も書けるような大きめのサイズがおすすめです。
表に重要語句を書き、裏にその語句の説明を書きます。
例えば、表に「単体」と書いたら、裏に「1種類の原子からできている物質」と書くわけです。
こういうカードをたくさん作ります。
で、次の2パターンの自分テストをします。
<パターン1>
裏の説明を見て、表の語句を答えられるように自分テストをする
全問正解できるまで、何回も繰り返します。
<パターン2>
表の語句を見て、裏の説明が言えるようにテストします。
これはなかなか難しいかもしれませんが、最近の定期テストではここまで要求されるものも結構出ています。過去問が手に入る場合は確かめてみてください。
同じことをカードではなく、暗記シートにしても構いません。
レポート用紙かルーズリーフに縦線を入れ、左側に語句、右側に説明を書けば簡単につくれます。
上記の<パターン1>をやる時は左側の語句を隠し、下記の<パターン2>をやる時は右側の説明を隠せばいいでしょう。
シートのほうが、カードと違ってかさばらなくていい、という利点(メリット)があります。
でも逆に、カードと違って順番を変えられない、という欠点(デメリット)もあります。
⬛︎実験・観察の方法と結果を理解し記憶しよう
どの教科にも言える当たり前のことですが、教科書を丁寧に読み込むことも重要です。
ただ、漫然と読んでいるだけでは頭に入りません。
理科の場合、特に大事なのは実験や観察です。
実験や観察で使う道具や薬品などの名前は必ず覚えましょう。
実験の結果についても必ず押さえておきましょう。
時間がない時は、教科書をコピーして、覚えるべき箇所をマジックで消す、
というごく単純なやり方でも覚えられます。
⬛︎問題集で仕上げをしよう
上記がある程度できたら、問題演習に取り組みます。
教科書の章末問題、学校で配られるワーク(問題集)、学校で配られるプリントを優先的にやりましょう。
基本的にはこれらの問題が一番テストに出やすい形式になっています。
学校や先生によっても違うので、詳しくは過去問を調べてみないと分かりませんが、優先順位としては
・教科書の章末問題
・学校で配られるワーク(問題集)
・学校で配られるプリント
を先にやるのが最も効率的です。
市販の問題集などは、その後に余裕があったら、で構いません。
以上、理科の定期テスト対策勉強法についてお伝えしました。
何かご質問がありましたら、コメント欄からどうぞ。
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