中2女子の自殺報道から考えたこと
先日、都内で中2の女子二人が手をつないで電車に飛び込んで自殺をした、という報道がありました。
職業柄、何十人何百人の中2女子と接してきました。まったく他人事ではありません。
「人間関係で悩んでいた」ということが二人が残した遺書からわかっているそうです。
NHKラジオのニュースのPodcastで聞いたのですが、あるカウンセラーさんの話によると、ちょうどこの時期の子どもたちは親を含めて大人に相談せず、友達に相談をし、友達も同調して二人で自殺、というケースがけっこうあるそうです。
相談された友達も精神的に未発達なので、建設的なアドバイスをすることができず、ただただ同調してしまうのだそうです。
これを聞いて、彼女たちに関わっている大人の中に、相談できる大人が一人でもいたら…、と思ってしまいました。
親でも、親戚でも、学校の先生でも、それこそ塾の先生でも…。
相談に乗ってもらえるような大人の一人になれるよう、私たち塾人も日々コミュニケーションを深める努力をしたいものです。