学力検査の対策⑫ー解き直しノート

こんにちは講師のたかえもんです。

いよいよ公立高校入試まであと3週間を切りました。

今回は、入試勉強のラストスパートをかけるのに効果的な、「解き直しノート」というノート作りについてお伝えします。

受験勉強をすると、2度壁にぶつかります。

1度目の壁は、本格的に受験勉強に取り組み始めた時に出会います。

入試の問題は、それまでの定期テストと異なります。

中学生で習う全てが試験範囲ですし、正答率が5パーセント以下という異様に難しい問題が出たりもします。

中学で習う内容の総復習と、入試問題に慣れること。

この2つが、受験勉強を始めるにあたって要求されます。

受験勉強でやらなくてはいけないことの多さに愕然とする、これが第1の壁です。

この壁を越えるには、量をこなすしかありません。

たくさん復習して、たくさん過去問を解く。

面白みのない、正攻法を辛抱強く積み重ねることが必要です。

つらいことですが、この一歩一歩を積み上げていくと、入試問題を解く勘所が分かるようになり、点数は伸びていきます。

そうなれば、1度目の壁は越えられたと言って良いです。

1度目の壁を超えられると、点数は安定します。

大きく崩れるということがなくなります。

ほっと安心する状況ですが、そこに現れるのが第2の壁です。

内申点が足りなかったり、合格者の平均点が高かったりすると、この安定している状態から更に点数を上げないといけません。

ところが、点数が安定してるということは、志望校によっては、伸び悩んでいる状態とも言い換えることができます。

順調に伸びていたはずが、いつの間にか伸び悩んでいる状態になる。

これが第2の壁です

この2度目の壁は、それまでのやり方のままでは越えられません。

それまでよりも勉強内容の理解を深める必要があります。

「どうしてこの内容はそうなるのか」「なぜ他の選択肢は正解にならないのか」「何が自分に足りていないのか」といった掘り下げが要求されます。

単なる暗記から、仕組みの理解へと掘り下げが重要となります。

また、それと同時に自分の改善点を見つめることも大切です。

改善点は伸びしろです。

それが見つけられると、成長の起点になります。

では、具体的にどうすればいいのかと言うと、「解き直しノート」を作ると効果的です。

「解き直しノート」とは、ノートを見開きで使い、それぞれのページを次のように使うノートです。

間違えた問題の写し

左ページ

①正答

②問題の解説や解き方のポイント

③間違えた理由

④次に解いた時にどうすれば良いかの対策

右ページ

「解き直しノート」の左側のページは、間違えた問題を写すことに使ってください。

書き写すのが大変な問題は、コピーをしたものを貼り付けてOKです。

右のページには、書くことがたくさんあります。

先ずは、間違えた問題の正しい答えを書き写してください。

その次に、間違えた問題の解き方や解くためのポイントを自分に向けて丁寧に書いてください。

3番目に、どうしてこの問題を間違えてしまったのか、その理由を書いてください。ケアレスミスをしてしまったのか、ど忘れをしてしまったのか、誤解をしていたのか…理由はいろいろあると思います。自分を見つめ直して、間違えた理由を書いてください。

最後に、ではどうすれば次からは正解することができるのか、その対策を書いてください。対策は具体的に書けると良いです。

このノートを作れると、理解の掘り下げができるうえに、間違えた問題を復習するときにあちこちからプリントや問題集を引っ張り出さずに済むようになります。

ここから更に点数を伸ばしていきたいお子さまはぜひとも「解き直しノート」を作ってみてください。

このノートを作れると、ぐっと点数が伸びていきますよ。