学力検査の対策⑪ー社会:歴史分野

こんにちは講師のたかえもんです。

今回は神奈川県公立高校入試の歴史対策についてお伝えします。

高校入試の問3では江戸時代までが、問4では明治時代以降の時代が出題されます。

入試の歴史は、地歴公民の3分野の中で最も難しいです。

暗記の比重がいちばん大きい分野のため、覚えていないとスタート地点に立てないというハードルの高さに加え、時系列を並び替える問題が出るため、出来事の流れをしっかり押さえないといけません。

特に問4の近現代史では、一年刻みで覚えないといけない出来事が多く大変です。

これだけハードルが高いにもかかわらず、配点が大きくありません。

労多くして功少なし、という分野が歴史分野です。

そのため、地理や公民分野に力を入れる方が、効率が良いと言うこともできます。

しかし、内申点に余裕がなかったり、高得点を狙う必要があるお子さまは、避けるわけにはいきません。

努力とリターンのつり合いが取れていないのが歴史分野ですが、取りかからなくてはいけないお子さまは、これからお伝えする出題傾向を意識して見てください。

まず、ここ10年近く出題されていない時代があります。

それは旧石器時代や縄文時代です。

考古学的な知見に変化が多いのか、旧石器時代や縄文時代はまったく入試で出てきません。

ですので、歴史に割く時間に余裕のないお子さまは、思い切って旧石器時代や縄文時代を飛ばすのもありです。

もちろん、「これまで出題されていなかった。だから、次も出題されない」と断言できるものではありません。

もしかしたら、次は出るかもしれません。

なので、可能なら、旧石器時代や縄文時代も勉強した方が良いです。

しかし、その余裕がないなら、旧石器時代や縄文時代はよく出題される時代ほどしっかり取り組む必要はありません。

優先順位としては最下位なので、他の時代を仕上げてから取りかかるのが、旧石器時代や縄文時代についてはベストです。

旧石器時代や縄文時代とは逆に、ほぼ毎年出題される時代もあります。

それは古墳時代、奈良時代、室町時代、江戸時代、明治時代、昭和時代です。

これらの時代はとても高い頻度で出題されています。

そのため、歴史の入試対策としては、これらの時代を仕上げることが最優先となります。

それぞれの時代の代表的な人物は誰なのか、どういう変化が起きたのか、どんな文化だったのか、こういったことを押さえられると正解できるようになります。

歴史分野の入試対策として、過去問や問題集を解くことはとても効果があります。

そうしたことをした上で、ぜひとも行ってほしいことがあります。

それは教科書を読むことです。

入試では、歴史の流れを摑むことが大切です。

教科書を読むことは、流れを摑むのにたいへん有効です。

それぞれの時代のことがある程度頭に入ったら、教科書を読み、内容や流れを整理してみてください。

そうすることで、並び替え問題にも対応することができるようになります。

また、教科書に載っている図やグラフが出題されることもあります。

教科書は、教科書本文だけでなく、図やグラフもよく見ておくと効果があります。

話をまとめます。入試の歴史分野は次のことを意識すると効率の良い受験勉強ができます。

・古墳時代、奈良時代、室町時代、江戸時代、明治時代、昭和時代がよく出る。

・旧石器時代や縄文時代はほぼ出ない。

・過去問や問題集を解いた仕上げに、教科書を読んで流れを摑む。

歴史分野は難しい上に、点数もあまり多くありません。

そのため、他の分野を仕上げる方が優先順位が高いです。

しかし、受験するお子さまによっては、歴史分野でも点数を取ることが求められることがあります。

その場合には、ここでお伝えしたことを意識して歴史分野に取り組んでください!