大学受験について②学校推薦型選抜(指定校推薦)
こんにちは講師のたかえもんです。
前回は、大学入試の一般選抜について簡単にお伝えしました。
今回は、学校推薦型選抜(指定校推薦)や総合型選抜という受験形式のうち、特に前者の学校推薦型選抜(指定校推薦)という受験形式について詳しくお伝えします。
学校推薦型選抜(指定校推薦)や総合型選抜は、一般選抜と違い、基本的には高校の成績や小論文、面接などで合否が決まる受験形式です。
大雑把にまとめますと、入学のために学力テストを受けないといけないのが一般選抜で、そうでないのが学校推薦型選抜(指定校推薦)や総合型選抜ということになります。
学校推薦型選抜(指定校推薦)や総合型選抜は学力テストを基本的には受けなくて良いのですが、違いがあります。
学校の成績が参照されるか、されないのかです。
学校推薦型選抜(指定校推薦)は高校の成績が参照されます。それも高校1年生の最初の成績から3年生の成績まで、ほぼ高校3年間すべての成績が参照されます。
高校1年生の最初の成績から3年生の成績までの成績を、評定平均と呼びます。
高校3年間の評定平均が一定の数値以上の場合、校長推薦の資格を手に入れられます。
校長推薦を得られた場合、推薦先の大学で面接や小論文を受け、合否が決まります。
学校推薦型選抜(指定校推薦)は、校長推薦を得られたら、よほどのことがない限り受験する大学に合格します。
そのため、一般選抜や総合型選抜に比べて最も本番のプレッシャーが少なく済む受験形式と言えます。
学校推薦型選抜(指定校推薦)という受験形式を選ぶことができるなら、この形式で受験するのが一番楽です。
ただし、気を付けないといけないことがあります。
それは、受験できる大学の数が少ないこと、そして評定平均の基準値を越えたとしても校長推薦を得られるとは限らないということです。
まず、学校推薦型選抜(指定校推薦)では受験できる大学の数が少ない、ということについてお伝えします。
学校推薦型選抜(指定校推薦)で行ける大学は、高校によって異なります。
A高校にはB大学の学校推薦型選抜(指定校推薦)があるのに、C高校にはB大学の学校推薦型選抜(指定校推薦)がない、ということがあるのです。
どの高校に学校推薦型選抜(指定校推薦)で行けるかは、各高校の進路指導室に尋ねてみるしかありません。
また、学校推薦型選抜(指定校推薦)という制度は、高校の代表としてその大学に進学することになるため、枠はとても少ないです。
この事情が、評定平均で基準値を越えたとしても校長推薦が得られない場合がある、という話につながります。
繰り返しになりますが、学校推薦型選抜(指定校推薦)という制度は、各校を代表してその大学に進学する制度です。
そのため、1つの大学の推薦枠は1つということが大半です。
つまり、評定平均の基準値を越えたので、ある大学に学校推薦型選抜(指定校推薦)で行こうと学校側に希望を伝えても、志望が被ることがあり、その場合、校長推薦が得らないことがあります。
そうなったら、その大学へは学校推薦型選抜(指定校推薦)で行くことはできません。
こういうリスクはありますが、学校推薦型選抜(指定校推薦)をねらうことが一番安全なので、おすすめです。
校長推薦を得られたら、ほぼその時点で大学合格が決まる制度なので、受験本番のプレッシャーを回避できるのが一番大きいです。
どんなに事前準備ができていても、受験は水物です。
不測の事態や不運に見舞われて、残念な結果となるリスクは常に付きまといます。
学校推薦型選抜(指定校推薦)はそれがありません。
行きたい大学が最初からはっきりしていて、学校推薦型選抜(指定校推薦)でいけない場合を除き、大学進学を希望する人は学校推薦型選抜(指定校推薦)を目指すことをおすすめします。
次回は総合型選抜という受験形式についてお伝えします。

