息子の旅立ちとちょっとした話

塾長の佐々木です。今日は息子が仕事の関係で長野に旅立ちました。

「その前に一緒に食事でもしようか」ということで、息子オススメの国府津の「しょうざえもん」という焼肉屋に行きました。

石焼きビビンバと焼肉のランチ盛り合わせを注文して食べました。なんと、息子が奢ってくれるというので素直に奢られました(笑)

息子は今年の春にIT企業に就職したばかりです。会社の愚痴とか聞いたことがないので、「よっぽどいい会社なのかな」と思って聞いてみると「他の人は割と文句言ってるけどね」ということでした。

「そう言えば、会社に対してだけじゃなくて、人にあんまり文句とか言わないよなー」と息子に言ったら、面白い話をしてくれました。

小学生の時に、母親に「明日のご飯は唐揚げだからねー」とか「明日はカレーだからねー」と言われて、めっちゃ楽しみにしていたら、全然違う料理が出てきた、ということが何度かあったそうです。

それを父親である私に愚痴っていたら、「そんなの、期待するからだよ。期待すると裏切られたー、って思うからねー」と答えたそうです(全く覚えてませんが)。

それ以来、あまり人に期待をしなくなって、その結果文句も言わなくなったそうです。

料理に関しては、母親に期待せずに自分で好きな物を作って食べるようになり、ハッピーだそうです。

子どもというのは、どんな言葉をキャッチするかわからないものですね。要するに、親の側でコントロールするのは不可能だということです。良くも悪くも。まあ、今回は悪くなくて良かったですが。

ちなみに私の帽子がなくて大騒ぎしてて店に電話したら案の定忘れていたようで、息子が旅立った後一人で自転車で取りに行きました。「気づいてくれて良かったです」とお店のお姉さんに言われ、「優しいなー、また来よ」と思いました。