塾長からの贈る言葉

塾長の佐々木です。

先週の土曜日にオンライン卒業パーティーを行いました。

講師たちからのお祝いメッセージ、当塾OGの女子大生Mさんの就活体験記、ウクレレ教室のメンバーによる演奏(「日曜日よりの使者」と「なごり雪」)などもありました。

最後に塾長の私から、「高校生の時にやっておいて欲しい3つのこと」というテーマで簡単にお話ししました。

次の3つです。

①向いていることを見つけよう

私自身は人前でしゃべるのが非常に苦手でした。高校2年生の時、倫理の授業で一人一人読んだ本の内容を発表する授業がありました。失敗して恥をかくのが怖いので、入念に準備をして本番に臨みました。ところが、発表が終わるとクラスメートたちの反応に手応えがあり、ヤクザみたいな強面の先生にも「なかなか良かったな」と褒められたのです。それがきっけで「人前で話すのも意外と面白いかも」と思うようになり、今の職業にも繋がった、という話をしました。

向いていることを探すためにバイトをするのもいい経験だということも話しました。

②本を読もう

高校入学前に古本市で買ったフロイトの「精神分析入門」を読んで衝撃を受けた話をしました。人間の心には無意識というものがあり、普段はその存在は表に現れないものの、精神の病や言い間違え、夢などに無意識の願望などが現れることがある、というフロイトの説に興奮を覚えたものです。他にも友人から紹介されて今でも大ファンの作家についての話もしました。

本を読む習慣があると、いざ悩みができた時に解決策を自分で探すことができるんだよ、という話もしました。

③人間関係を広げよう

クラスで一番嫌われている奴になぜか好かれ、仲が良かった話もしました。いろんな作家を紹介してくれたのも彼でした。あとは、やたら暗いけど絵がめっちゃうまい、遅刻魔の友人や、全然かっこよくないのになぜかモテる友人や、全然勉強しない癖にやたらと成績のいい友人や、家が某大学の構内にある友人の話などをしました。

抽象的でありきたりな話ばかりではつまらないと思い、自分の経験談を時間がなかったので早口でバンバン話したのですが、「それが良かった」と言ってくれる子もいたので、まあ良かったかな、と思いました。

説教臭い話は聞くのも言うのも好きではないので、こんな感じだったのですが、笑い声もあったので、ちょっと塾長らしくはありませんが、まあ、それが私の持ち味ということで笑