学び直しで何を学ぶのか?<その3>
個人的には「自分を知る」というのが最も優先順位の高い学びだと思っています。
「自分のことは、自分が一番わかっている」と思っている人はちょっと危険です。
自分の目を肉眼で見ることは絶対に出来ませんよね。
他人からは丸見えでも、自分自身のことは客観的には掴めないものです。
これは非常に耳の痛いことですが、いつも忘れがちなので、謙虚に受け止めなければならない真実だと私自身に言い聞かせています。
私は、ここ2、3年は、ユングやユングに影響を受けた心理学者たちが提唱している16パターンの心理機能について学んでいます。
書籍でも学んでいますし、有料無料を問わずオンラインの情報も得ています。
家族や講師や生徒たちの一部にも心理機能の診断テストを受けてもらっていますが、「たしかに!」と思えることが多々あります。
心理機能は単に性格を診断して「はい、当たってます、おしまい」というものではありません。
それぞれのタイプが日々どのようなことに気をつけて生活していけば人生が向上していくかがわかる、というところに心理機能を学ぶ最大のメリットがあります。
まだまだ学びはじめたばかりですが、心理機能については昨年や一昨年の保護者向けセミナーでもシェアしました。
アウトプットが最大の学びになる、ということは最近いろんなところで言われてるのでご存知の方も多いと思いますが、私自身まさに実感しています。
「自分を知る」ための方法はもちろんユングの心理機能だけではありません。
私はたまたま高校生の時からユング心理学に惹かれていたので、改めて深く学びはじめただけで、他にもいろんな方法があると思います。
自分を知ることで、自分に必要な学びが何なのかも明確になってくるはずです。
では、また。
P.S.
写真は中1男子が描いた私。
悔しいけど似ている(笑)