国語のテスト勉強によくある落とし穴
こんにちはササキ塾のたかえもんです。今回は国語の点数が上がらない落とし穴についてお伝えします。
「国語の定期テストで思うような点数が取れない」と、嘆いているお子さまはいませんか?
確かに、国語の定期テストは対策が難しいです。
大量の文字を書かせる記述問題や、初めて見る文章の実力問題など、事前のパターン練習が出来ない問題が出るからです。
そのため、お子さまの中には「テスト勉強をしてもしなくても点数はあんまり変わらないから」と、まったく勉強をしないで試験に望むというケースも少なくありません。
しかし、それは人事を尽くさずに天命を待つに等しい行為です。
天命を待つのは人事を尽くした後にするべきです。
では尽くすべき人事とはいったい何なのでしょうか?
それは漢字です。
国語の定期テストでは、漢字の読み書きについての問題が10点から8点分出されます。
そこが狙いどころです。
繰り返しになりますが、国語の定期テストは事前対策が難しいです。
どんな問題が出るか予想しにくく、他の教科のようにパターン化された問題が少ないからです。
ですが、漢字は別です。
試験範囲で示されたものを地道に練習すれば、必ず全問正解できます。
「たかが10点から8点」と思うお子さまもいるかもしれませんが、全問正解した場合を考えてみてください。
思いのほか得点が伸びるのではないでしょうか?
また、漢字の練習をすることは読解力の向上にもつながります。
読解力に課題があるお子さまの多くは漢字が苦手で、それが原因で文章の内容を誤解していることが多くあります。
漢字の練習をすると、直接的にはテストの点数が上がることが見込めますし、間接的には文章問題を解く実力がアップするということも見込めます。
実際、過去に漢検の勉強をしただけで国語のテストの点数が15点以上伸びたお子さまはいます。
「漢字なんて…」と思われるかもしれませんが、国語の問題を解くために必要な基礎力が身につく大切なものです。
おこさまの国語の点数が上がらない理由は、漢字の練習をないがしろにしているからかもしれません。
定期テストの漢字は満点、ということを意識をぜひとも意識してみてください!