私の勉強法遍歴②〜中学生時代〜
ども。塾長の佐々木です。
中学1年生の一番初めの定期テスト(いわゆる1学期中間テスト)の結果はイマイチでした。
小学生ではそこまで勉強に困ってなかったので、「定期テストとか言っても、まあ、そんなに勉強しなくたって、そこそこはとれるだろう」と根拠のない自信を持っていたのですが、見事に砕かれました。
学校からの帰り道、同級生のT君に順位を聞かれたのですが、正直に答えるのが悔しくて適当に口を濁しました。T君よりも順位が下だったので、言いにくかったのです。
やはりちゃんと勉強しないと点数はとれないのだな、ということに気づき、「次はしっかりテスト勉強しよう」と決意しました。思ったより順位が低かったこと、T君に負けたことが、私の心に火をつけました。負けず嫌い、というのは勉強を頑張る上で大事な性質です。
1学期の期末テストの結果は、中間よりはマシでしたが、満足のいくモノではありませんでした。順位をもっと上げたくて、勉強のやり方を色々調べました。色々とは言っても、今と違って当時はYouTubeはもちろん、インターネットもない時代ですから、情報源はせいぜいが本や学習雑誌くらいです(「中1時代」とか「中1コース」)。
多湖輝(たごあきら)という心理学の先生が出していた勉強法や記憶法の本がかなり役に立ちました。あと、進研ゼミが宣伝として勝手に送ってくる小冊子があったのですが、それに載っている勉強法も結構役立ちました。
これらから学んだことは自分の中ではもはや当たり前になってしまっているので、具体的な内容はあまり覚えていませんが、今ではネットで「中学生 勉強法」で調べればすぐに出てくるものばかりだと思います。
それでも少しは思い出せたので、箇条書きで書き出してみます。
・多くの単語や語句などを覚える時、最初と最後は覚えやすいが、真ん中あたりは忘れやすい。だから、カードを使ったりして順番を変えて確認する。
・暗記ものは夜寝る前にやるのがよい。
・映像化した方が覚えやすい。
・一気に覚えられないものは、分割する。
やっぱり大したものは出てきませんでした。しかも、本当にこの時期に知ったことなのか、もっと後から知ったことなのか、よく分からなくなりました(笑)だいぶ昔のことなので、ご勘弁ください。
でも、正しい勉強法を取り入れて、定期テストの2週間前には計画表も自分なりに作って、順位はだんだん上がって来て、2年生では学年順位約80人中(少なっ)最高位3位をとることが出来ました。