初のオンライン授業を実施してみた結果…

ZOOMというオンライン会議室のシステムを使った授業を昨日初めて行いました。

新型コロナウイルスの感染防止のために外出を自粛する生徒さんが、今後ますます増えることは間違いありません。

当塾も世のニーズに対応すべくリモート授業を導入しよう、となりました。

そのためには「まずは試しにやってみよう」というわけです。

ZOOMを使ったお試し授業やりますよ〜」と塾生連絡用のグループラインで開催日の前日に告知しました。

突然、しかも前日の告知であったにもかかわらず、5名の生徒さんが参加を希望してくれました。

新小6、新中1、新中2、新中3、新高2、というふうに、参加者の学年が完全にバラけていたので、

「何の授業をしようかなあ?」としばし悩みました。

普段の授業であれば、数人の生徒さん相手でも別々のことをやってもらっても経験上大丈夫なのですが、不慣れなオンラインではさすがにパッと仕切れる気がしませんでした。

なので、「参加者全員に共通している課題は何だろう?」と考えた挙句、いい案を思いつきました。

学校の休みが長すぎて、みんな習慣が崩れてしまっているはずなので、「各自が自分の習慣を立て直す」という目的の授業をすることにしました。

そして、一応ワークなども用意してもらって、「わからない問題は質問してもいいよ」というオマケもつけようかな、と。

ZOOMは他塾の塾長とのやり取りで使ったことがある程度で、実際に授業で使ったのは初めてでした。

なので、うまく行くかどうか、ドキドキものでした。

開始時刻になりました。続々と生徒さんがバーチャル会議室に入室してきます。

早速、「生徒さんからの音声が聞こえない」というトラブルがありました。

でも、いろいろいじってもらった結果、なんとか聞こえるようになりました。

「学校の休みが長くなったり、家にこもることが多くなって、悩んでいること、困っていることはありますか?」という質問をしたら、

ほとんどの子達が「友達と遊べない」「色々中止になってつまらない」などという答えだったのですが、一人だけ一言「太った」と言う答えがあって笑ってしまいました。

昨日1日を思い出して、何時に何ををやっていたか、という記録を書いてもらい、それを元に改善点を自分たちで考えてもらいました。

そして最後に「新しい習慣を1つ決めよう」という課題を出しました。

ほとんどの子が「勉強時間を増やす」や「読書をする」というものだったのですが、先ほど「太った」という子は「腹筋をする」という回答で、また笑ってしまいました。

新小6の生徒さんが算数の質問をしてくれたので、オンラインのホワイトボードで説明する、という体験もできました。

やる前は色々と不安や心配がありましたが、実際にやってみたら「何とかなりそうだ」という確信を得ることができました。

もちろん、対面での授業と比べて不便な点もいくつかあります。

でも、逆にオンラインだからこそできることもあるなあ、といういくつかの気づきもありました。

今回の一番の収穫はやはり「案ずるより生むが易し」です。

早速、お試し授業第2弾を今度の日曜日に当たる4月5日の午後2時に実施することになりました。

オンラインなので、全国どこからでも参加出来ます。

興味のある方はこちらからご連絡ください(参加費は無料です)。