今年も活躍、謎の面接官

 前回1月18日(土)の中3入試対策ゼミは、授業にプラスして面接練習を行いました。

 毎年、この時期になると面接官役をお願いしているN氏に、今年も模擬面接をやっていただきました。N氏は、もともと家族ぐるみでお付き合いのある友人で、塾関係者ではありません。

 神奈川県の公立入試では、ほとんどの高校は面接の得点が20パーセント以上を占めています。しっかりと得点がつけられるので、ちゃんとした対策が必要です。

 我々講師も面接官役をやりますが、やはり顔見知りなので、本番に比べると緊張感がありません。

 そこで、「生徒たちの知らない大人に頼もう」ということで、N氏にお願いすることになったのが、もう十年近く前になると思います。

 毎年毎年、お仕事を調整してやってきてくれます。面接の質問内容もこちらで用意したものにプラスして工夫してくださったり、的確で愛情に満ちたアドバイスをしてくれます。ほんとありがたいことです。

 そして、こちらの思惑通り、今年も生徒たちは適度に緊張してくれました。私もN氏の隣でやり取りを見ているのですが、普段は絶対に見ることのない、強張った表情をする生徒もいて、「ああ、こんな顔もするんだ」と新鮮な驚きを噛みしめました。

 こうして、いろんな方々の協力を得て、当塾は23年間続いているのです。