受験生の寒さ対策
入試はどうして冬にあるんでしょうね?
おかげで、受験当日に雪が降って電車が遅れたり足元をスリップさせてしまったり(縁起が悪くならないように言い方を変えてみました 笑)、インフルエンザにかかりやすくなったりしてしまうわけです。
もし暖かい季節に受験だったら、随分気持ちが楽なような気もするのですが、どうでしょう?
などと非現実的なことを言っても始まらないので、今回は寒さ対策についてお話しします。
「頭寒足熱」と言う言葉をご存知ですか?
文字通りの意味で「頭を冷やして、足を温める」と言うことです。
昔から、冬の健康の秘訣として言われていたようです。
受験生は何よりも健康が第一ですから、体調を崩しやすい人は特に心がけてください。
しかも、「頭寒足熱」は健康にいい、というだけでなく、勉強に集中するための環境としても大切です。
勉強中に暖房をかけすぎて、眠くなったり頭がぼーっとしてきて集中できなくなった経験、誰しもあるのではないでしょうか?
暖かい空気は軽いので、部屋全体を温めようとすると、どうしても頭の方が熱くなってしまいます。
なので、ストーブやヒーターなどの暖房器具では「頭寒足熱」を実践するのは難しいのです。
そこでおすすめなのが、足元だけを温める暖房器具の使用です。
例えば、湯たんぽ。
お湯を入れて寝るときなどに足元に入れておく器具です。
知らない人も多いのではないでしょうか?
実は私もあまり使ったことはありません。
良さそうなのですが、お湯を入れるのが面倒臭そうですよね?
最近、近所のホームセンターで見つけたのが、お湯の入れ替え不要の湯たんぽ(下に写真を載せました)。
20分ほど充電するだけで中のお湯が温まる仕組みです。
二千円ちょっとで買えました。
これ、当塾の国府津教室に置きっ放しにして使っています(笑)
あと、同じホームセンターでアンカも買ってみました。
アンカは、電源を入れると足元だけ温められる装置です。
これはなんと千円ちょっとでした。安い!
自宅で使っています。
湯たんぽやアンカは、単独で使ってもあまり暖かくならないので、膝掛けや毛布と一緒に使うのがおすすめです。
あとは暖かいモクモクのスリッパもいいです。
昔、私が受験生だった頃に使っていたのは、小さめの電気ストーブです。
部屋全体を温めるのには適していないのですが、足元だけを温めるには最適です。
こたつは個人的には、あまりおすすめできないですねえ。
まあ、私自身は頭がぼーっとしてきて眠くなってしまうことが多かったです。
ますます寒くなるこれからの時期、出来るだけ「頭寒足熱」の状態が保てるよう、工夫してみてください。