学び直しで何を学ぶのか?<その1>

10月13日(日)ササキ塾・鴨宮教室で、保護者向けセミナー「大人の勉強と学び直し」を開催する予定です。

そのセミナーの内容を煮詰めるための準備として、このブログを利用させていただいています。

なので、最近は「大人の学び直し」についてのテーマが多くなっています。

前回まで、大人の学び直しで得られるメリットについて挙げてきました。

今回のテーマは「何を学ぶのか?」です。

大人は一体、何を学ぶべきでしょうか?

結論から言うと、「なんでもいい」とは思います。

大人の勉強の子どもの勉強の最大の違いは、自由度だと思います。

子ども時代のように親や教師から強制される学びではなく、

自分が学びたいことを学べる、これが大人の勉強の醍醐味ではないでしょうか。

自由度が大きいからこそ大人の勉強は楽しいのです。

以上を大前提として、それでもあえて優先順位を挙げるとしたら、

「我々大人は何を学ぶべきか」

ということについて考えてみます。

ここでまず大切になってくるのが、「学ぶ目的」です。

学ぶ目的によって、何を学ぶかが全然違ってきます。

「学ぶ目的?そんな堅苦しいこと言うなよ。目的なんかいらないよ。楽しいから学ぶんだよ!」

というワイルドな意見をお持ちの方もいらっしゃると思います。

大いに結構です。

というか、私も実はこっち派です。

基本的には好きな本を読んだり、面白そうなセミナーを受けたりしてるだけです。

つい先ほども「自由度が大きいからこそ大人の勉強は楽しい」と書きましたし。

ただ、一つ言えるのは、「楽しいから」というのも一つの目的だということです。

これを明確に意識し、自覚している分には、一向に問題ありません。

しかし、学んでいるうちに途中で欲が出てきて、楽しいだけでは満足できない自分が出てくるはずです。

この段階で改めて「学ぶ目的」をきっちり考えることで、より充実した勉強ライフを送ることができるわけです。

そして、そのほうが「もっと楽しい」のです。

目的を持って勉強した方が成果が目に見えるようになりますし、成果が目に見えるようになれば、さらに上を目指したくなってきます。

参考までに、学ぶ目的として考えられるのものをランダムに挙げてみましょう。

・資格取得 ・収入アップ ・独立 ・起業 ・副業 

こうして書いてみると、やはり仕事関係ばかりになってしまいますが、まあ、当然と言えば当然ですかね。

でも、これらはあくまでも参考程度に考えてもらって、各自ご自由に目的を設定してもらって構わないと思います。

そして、目的が決まったら、そこで初めて「じゃあ、その目的を果たすために何を勉強するのか?」という話になってくると思います。

というわけで、長くなったので続きは明日。

では、また。

(写真は佐々木のkindle。広告付きの一番安いやつです)