質問しっぱなしは無駄!
今回は、小・中・高、どの学年でも通用するアドバイスです。
わからない問題があったら先生に質問する、
これはとっても良いことです。
でも、「質問して、わかって、はい、おしまい」では、もったいなさすぎです!
もちろん、学校の先生に積極的に質問すると、関心・意欲・態度の評価がよくなる、
というメリットがあるので、それだけが目的であれば、まあ、しょうがないのですが、
どうせなら、せっかく質問したのだから、その問題ができるところまで持っていきたいですよね?
しっかり頭に叩き込んでおいてほしいのは、
質問して、わかった瞬間から、忘却がはじまる、ということです。
質問する時って、わからないから「困った困った」と欲求不満をかかえています。
欲求不満とは、解消されない、もやもやした思いです。
で、質問した。わかった!となった瞬間に、この欲求不満は解消されます。
スッキリしてしまう。
そして、もう考える必要がないから、記憶からも消去してしまうんです。
身に覚えのある人、いませんか?
このような残念な状況に陥らないように、質問したあとは次の3ステップを実践する習慣をつけましょう。
〜質問後にとるべき3ステップ〜
①質問した問題をすぐに自力で解いて答え合わせ
②問題のページと番号をメモする
③テスト直前にもう一度解き直す
理想を言えば、間違え直しノートを作っておくのが一番ですが、そうしようとすると面倒臭くて結局何もしない、ということになりがちです。
しかし、上記の3ステップなら簡単に実践できますし、実践すれば、ちゃんと力がついていきます。
ぜひ!