やる気アップのお手軽アイテム〜ポイントカード

当塾には、やる気を高める仕組みの一つとして「ポイントカード制度」があります。

英語の単語テスト・基本文テスト、理科や社会の小テスト、国語の漢字テストで合格したり、ワークが1ページ分全部正解だったりすると、シールを貼ることができます。

50ポイント分たまると「あるもの」がもらえるのですが、それは塾生だけの秘密です(笑)

このポイントカード制度、かなり好評です。

ほとんど生徒たちがいそいそとシールを貼っています。

最初は「小学生や中1くらいの子が喜んでくれれば十分」と思って始めたのですが、どうやら学年は関係ないようで、むしろ中3でもかなり熱心にポイント貯めている子は多いです。

あまり物で釣るのは好きではないし、効果もないと思うのですが、シールを貼るためだけにムキになって頑張る、という生徒がいるわけではなく、ほどよく励みになっているようで、「ちょうどいーかなー」と思っています。

ポイントカードに限らず、自分の頑張りを「見える化」することは、やる気アップにつながります。

私自身、毎日手帳にTo Doリストを書き、実行したら赤線を引いて消していく、という行為を繰り返していますが、やはり赤線を引くときに気持ちの良さを感じます。

おそらく先日のブログでも話題に上がった適量のドーパミンが出ているのでしょう。

仕事もそうですが、勉強も、しはじめたらすぐに目に見える成果が出る、というものではありません。

結果につながらない長い時期があるものです。

しかし、永遠に結果につながらないわけではなく、ある一定の時期を過ぎると突然、結果となって現れる時期が来ます。

これをティッピングポイントというのですが、多くの人はこのティッピング・ポイントが来る前に「これ以上やっても無駄」と決めつけてやめてしまうのです。

ここから言えるのは「成果を気にせず続けるための仕組みを作る」ということなのです。

そのうちの一つがポイントカードであり、To Do リストなのです。

ポイントカードを自分で作ることだってできます。

例えば、「1日1時間勉強する」という自分ルールを決め、それを実行したらシールを1つ貼る。

これだけでも十分モチベーションがアップするはずです。

他にも工夫次第でいろいろ考えられると思いますので、ぜひ試してみてください。