ササキ式 定期テスト対策勉強法<国語>
国語なんて、漢字以外勉強してもしょうがない、
と思っている人は多いようです。
実際、そういう声をよく聞きます。
漢字はもちろん覚えたほうがいいです。
覚えた分、点数につながりますから。
では、それ以外は本当にやることはないのでしょうか?
読解力は短期間で身につくものはないので
やっても無駄なのでしょうか?
もちろん、そんなことはありません。
漢字の次に優先すべきは
古文・漢文や短歌・俳句などの古典分野です。
これらがテスト範囲に入っている時はやることも明確なはずです。
作者や時代は必ずと言っていいほど出ますし
歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直したり、現代語訳に直したりする練習も必要です。
短歌や俳句であれば、季語や季節、切れ字、句切れ、枕詞など
出るものは決まっています。
覚えていれば出来るので、覚えないとともったいないですよ!
英語と同じで、国語の勉強も音読が大切です。
特に古典は、日本人の体に代々刻み込まれてきた独特のリズムがあるので、音読することでだんだん心地よくなってきます。
心地よくなってきたら、しめたものです。
古典の勉強そのものが大好きになります。
そうなるまで、繰り返し繰り返し声に出して読むこと。
嘘だと思ったら試してみてください。
さて。
では、古典以外のふつうの文章、要するに現代文はやる必要がないのか、というと、そんなことはありません。
ぜひやってほしいのは、これも音読。
すらすら読めるまで、最低5回は繰り返してほしいものです。
教科書の文章の一部がテストに出るのはわかっていますよね?
だったら、本番のテストで、いちいち読まなくてもいいくらい
内容をつかんでおけば、時間があまりますよね?
時間があまった分、問題に取り組める、というわけです。
国語の読解問題が苦手な人は、特におすすめです。
もちろん、他にも授業のノートやプリントを見返したり、ワークや問題集に取り組むのもいいですよ。
ただ、中学生になると意外と音読しなくなる人が多いので強調しておきました。
参考になれば幸いです。
では、また。