現実を知ることの大切さ〜高校入試説明会報告

今月の20日(日)、中2の生徒さんと保護者さん対象の高校入試説明会を実施しました。

主に公立高校入試の選抜制度や内申点の上げかた、勉強のやり方などを中心にお話しました。

この説明会、例年だと中3の4月や5月にやるのですが、

保護者面談で「出来ればやってほしい」という希望があったので

前倒しで開催することになりました。

「高校入試の選抜制度なんて中学校でやってるだろうから

そんなにやる必要ないんじゃないかな」と思っていたのですが、

実際は「ほとんどの生徒さんと保護者さんが知らない」ということだったのです。

参加率も非常に高く、アンケートの満足度の評価も「大変満足した」が半分以上、残りも全員「満足した」という結果で、「やってよかったな」と思いました。

昨年の入試問題を印刷してお渡しし、問題文の文章量の多さに圧倒される生徒さんが多かったのが印象的でした。

以下に、アンケート結果の一部を引用させていただきます。

「公立高校の受験、スケジュール内容がわかって現実を理解しました。どうもありがとうございました。」

「受験についての知識が殆どなかったので助かりました。とても分かり易かったです。」

「先生方のお話し初めて伺いましたが、雰囲気等体験し、良い環境で学べていると感じました。今後、本人のモチベーションが上がってくれればと思います。」

「内申点、学力検査、面接の採点がわかりやすかったです。面接が意外に難しそうで驚きました。」

「志望校の合格目安、ランキング等、目で見る事で具体化の一歩をふみ出せた。入試対策を聞き、すぐに実行できそうだと思った。」

まずは自分の現状を知り、入試の現実を知ることで、ポジティブな意味での危機感を持ってもらえたのではないかと思います。

本当に必要なことに気づけば、自然と第一歩が踏み出せるものです。