鹿肉と本とアイスと猿回しとピヨピヨ
今日はなかなか充実した休日でした。
朝はいきなり、妻が知り合いからもらったと言う鹿肉で息子がステーキを作ってくれて、皆で食べました。
肉は柔らかく、息子手作りのソースをかけて、めっちゃ美味しかったです。
午前中は、入塾希望の方の面談が1件だけあったので、完全な休日ではありませんでしたが、午後からは高校生の息子と小田原駅に行きました。
まずは駅ビル内の有隣堂に行って本を買いました。息子は大学受験関連の本を買い、私は
北村良子「究極の思考実験」
という本を買いました。
「選択を迫られたとき、思考は深まる」というサブタイトルにある通り、いろんなパターンの二者択一の状況が載っています。
先日の「面白読書」の授業でも「これからの正義の話をしよう」という本を使って似たようなことをやったばかりでした。その時は結構活発な意見が出ていたので、この本を使って、生徒たちに「君たちならどっちを選ぶ?」と質問して、盛り上がることができそうだな、と思いました。
あと、近々やる予定の「しゃべりっぱ」という討論イベントにも使えそうだな、と思いました。
本屋を出てから、小田地下(小田原地下街の略)で息子オススメのアイスクリームを食べました。
「地産カフェ」という、オーガニック丸出しのお店で売っているアイスです。
550円と、お値段は結構高めではありますが、高級感溢れる濃厚なバニラが楽しめました。
で、外に出るとたまたま「猿回し」をやっていて、息子がみたがったので寄って行きました。これがなかなか楽しかったです。「千葉県出身だからチーちゃん。覚えやすいでしょ?」と猿回しのお兄さんが言っていたので、確かに覚えています。
チーちゃん可愛かったし、芸もなかなか上手でした。猿回しのお兄さんのトークも面白くて、最後までしっかり見させていただきました。ただ芸を見せるだけでなく、随所に笑いを入れ、チーちゃんもちゃんと計画通りボケたりして、でも最後はものすごいハイジャンプを見せたりして、クオリティ高いなあ、と感心しました。
そのあと「小田原商店」という、これも息子オススメのラーメン屋に行きました(ここは2度目)。
太麺で醤油味のコッテリ系の、私好みの味でラーメン自体はもちろん美味しかったのですが、店員の女の子が元気が良い上にとても気の利く対応をしてくれたので、「また行きたいな」と思いました。
その子のシャツの背中には「全力営業」という文字が書いてあり、確かに「全力営業だ!」と思いました。同じサービス業として、学ぶところも多かったです。
そう言えば、一つ面白いことがありました。
信号機で音が出るやつあるじゃないですか。
小田原駅前には「ピヨピヨ」と割と大きな音のする信号機があります。
私は普段、授業中に生徒のしゃべり方を真似する癖がありまして、自分で言うのもなんなんですが、それが結構似てるんです。
それで、無意識に真似をしてしまう習慣が出来てしまい、信号を渡る前に「ピヨ!ピヨ!」と割と大きな声で言ってしまったんです。
そしたら前を歩いていた女性がキョロキョロと後ろを振り向き、それを見た息子が爆笑。
という非常にお恥ずかしい出来事がありました。
いやあ、我に返ってさすがに自分でも、「後ろからおっさんが『ピヨピヨ』とかデカイ声で言ったら、そりゃあ誰だってびっくりするだろ」と反省しました。
帰りにもう一度有隣堂に寄って、さらに数冊の本と文房具を買ってほくほくしながら家路へと向かいました。